紅生姜を作るようになって思うのが、
新生姜ばっかり使ってるけど、
新生姜とよく見る生姜ってどの辺が違うの??
今現在、6月。先月くらいから新生姜がスーパーに並んでいます。
紅生姜を作るにあたって、「新生姜」のレシピが多いですが、
そもそも何が違うのでしょうか?
疑問に思ったので調べてみました。
- 新生姜と一般的な生姜の違いを解説します。
- 普通の生姜でも紅生姜は作れるのか?を検証します。
新生姜とは?
まず、紅生姜作りに使用される新生姜から。
この、よく見る生姜よりはなんだか白っぽくて、赤いところがついていたりするものが
「新生姜」と呼ばれるものです。
- 白っぽい見た目。赤い部分がある。
- 収穫時期が早い。種生姜に新しく育った部分を収穫したもの。
- 貯蔵されずにすぐ出荷される。
- 水分を多く含む。
- 皮が薄くて柔らかい。生食向け。
- 辛味がマイルドで爽やかな風味。
実はこの新生姜と一般的な生姜は、元はと言えば同じものだそうです!
何が違うかというと、「収穫時期」で、
新生姜は生姜を春に植え付けて、夏ごろに収穫されるものです。
ただ、本来の旬は秋とのことなのですが、
梅や梅酢と共にスーパーでよく見かけるのは初夏です。
注意点としては、あまり日持ちしないこと。
購入したら、紅生姜やガリなどの保存食にしておくと良いです♪
一般的な生姜(ひね生姜)は?
よく見かける一般的な黄色い生姜です。
- ひね生姜とも呼ばれる。
- 秋に収穫。収穫後2〜3ヶ月貯蔵してから出荷されるもの。
- 通年スーパーなどで販売されているもの。手に入りやすい。
- 辛味があるので、薬味や香辛料として使用されることが多い。
収穫後すぐに出荷される新生姜とは違って、
土付きのまま数ヶ月保管されてから出荷されるのが
一般的な生姜とのこと。知らなかったです(驚)
生のままでも食べれないことはないですが、新生姜よりも辛味が強いので、
すりおろして少量や、細かく刻むなどで食べられることが多いですね。
あとは、調理の際に香りづけをしたり、臭みとりに使ったりするのに使われることが多いです。
一般的な生姜で紅生姜は作れるのか?
以上の新生姜と一般的な生姜(ひね生姜)の特徴を比べて、
紅生姜に向いているのは、
辛味がマイルドで爽やかな風味の新生姜が向いていることがわかりました。
日持ちもしにくいので、購入したら早めに紅生姜かガリに加工すると良いですね♪
ではでは、初夏の新生姜が出回るシーズンを逃してしまったら…
ひね生姜で紅生姜は作れるのか?
結論:作れるは作れる(ただ、辛いし硬いかもしれない)
- ひね生姜の特徴である、辛味が出やすい。
- 新生姜よりも硬いので、食感も硬くなる。
- 新生姜を比べると皮が厚いので、皮を向いて漬ける。
やはり紅生姜に向きなのは「新生姜」の方のようです。
まとめ
新生姜 | 一般的な生姜 | |
---|---|---|
見た目 | 白っぽい。赤いところもある。 | 茶色い皮。黄色い。 |
買える時期 | 初夏。秋の旬にも出回ることも。 | 通年。 |
水分 | 多い。 | 少ない。 |
味 | 辛味はマイルド。爽やかな風味。 | 辛味あり。 |
使用法 | 紅生姜やガリなどの保存食向け。 日持ちしない。 | 薬味や香辛料として。 |
表にまとめてみました。
ぜひとも初夏が旬の新生姜を購入したら、
今のうちに紅生姜やガリを作っておきましょう♪